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DIC造影検査・・・胆道・胆のう系の検査

 

DIC :点滴注入胆のう胆管造影法  Drip Infusion Cholecysto - cholangiography

 胆のう・胆道の形態や機能を調べるためのX線撮影検査です。検査のための準備としては、まず検査前日の夕食は油物などのしつこい物や刺激物を避け、早めにすませることが必要です。その後当日も検査終了まで絶食絶水です。この様な前処置を確実に行うことで、より診断の精度が高いきれいなX線写真を撮ることが可能となります。
 検査の方法は最初に腹部のX線撮影を行った後、「造影剤」という薬を30~60分かけて静脈に点滴します。注入終了後、胆管、胆のうがよく写し出されるまで30分間隔程度でX線撮影を撮影用ベッドで繰り返します(最高2時間ぐらいまで)。撮影の際、より鮮明な写真を撮るために断層撮影がしばしば行われます。また時として卵黄製剤を飲むことで胆のうの収縮能を調べる胆のう収縮試験 を行うこともあります。
 DICと同様な検査としては検査前日に錠剤の造影剤を飲み、8~12時間後に胆のうの撮影を行う経口胆のう造影法などがあります。

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